星のとびら　こぼれ話 今だから明かせる裏設定！ ・・・なんていうものは、実はないのですが(笑)。 世界設定に関しては、今後また同じ舞台でゲームをするときに使うかも・・・と色気を出していたりするので、詳しいところは明かせませんし。 ということで、「星のとびら」限定となると、どうしてもＮＰＣ絡みのお話になっていきます。 たいした内容でもありませんが、お暇でしたらどうぞ見て行って下さい。 ◇名前の由来◇ ＮＰＣの命名法則については、多少の法則性がありました。 「サラ・ヌイ人は、アラブ系」 ・・・すみません、それだけです(汗)。 少し幅を広げて人名以外を含めると、 「連邦の事物はロシア語系」 だったりします。 たとえば、各司令部の名前は、ロシア語でトランプのスートを表す 「チェールヴィ」「トリエーフイ」「ピーキイ」「ブーブヌイ」から取っています。 また第三話で出てきたシータ星系ガリアラス基地。その惑星「ログ・ヴォルク」はロシア語の「牙」と「狼」を合わせたものです。 戦闘機などの種別名も、基本はロシア語です。 バトルウイングは「鳥」、バトルアームは「陸上生物」、戦艦は「海洋生物」という路線を決めて、性能に合わせた名前を探してみました。 高機動型バトルウイングのアリオールは「わし」、強襲型バトルアームのイグアールは「ジャガー」、軽量バトルアームのバガモールは「かまきり」、軽巡洋艦のディリィフィ(正しくはディリフィーン)は「いるか」です。 とはいっても、あくまでも「基本的に」の範疇なので、違うものも多いです。 というか、違うもののほうが多かったり。星系名なんかは、ほとんどが語感だけの造語です。 ちなみに、エイドリアンの名前については、突然ぽろっと出てきたものなので、由来は何もありません。 愛称は「アディ」の予定でしたが、使う機会がなくて残念です(笑)。 ◇名前の意味◇ サラ・ヌイ人たちがアラブ系になった、その理由については、世界設定にかかる部分なので、まだ秘密(笑)。 ということで、それぞれの名前の意味だけを簡単に。 ハリール　・・・　友、親友、親愛なる者 イーサー　・・・　預言者の名前 サクル　・・・　鷹 ラナ　・・・　観察する、見守る ナーシア　・・・　助言、手助け 男性名はカタカナの発音と意味を載せている人名リストを見たのでかなり正確なはずですが、女性名はつづりと英語訳しかみつからなかったため発音は基本的にローマ字読みだし、意味も私の直感による意訳なので外れている可能性は高いです カーヤだけはドイツ名。なぜか、この子の名前はこれしかない、という気分になったんですよね・・・。 名字に関しては、無国籍感もありつつな創作です。 バルは、企画段階では「ブレイン・ファースト」と呼んでいました。サラ・ヌイでの神の名前、というのは決まっていたので、どこかの神話の神様の名前を引っ張ってこよう、と選んだのがシリア神話の主神「バァル」。ただ、シリア神話をそのまま使うわけではないのでアレンジをして、向こう風の響きを重ねて「バアルジェナム」と。 それにあわせて、本来のブレイン「アリラトゥーシュ」も、シリア神話で天の女神を意味する「アリラット」から取っています。 船の名前「ソル・ホーリア」にも意味があったのですが、メモを紛失(爆)。でも「幸いを運ぶ船」という本編での意味に近いものを選んだはずです。「ソル」が幸運で、「ホーリア」が天使とかだったかな？ 外見的には、双子はアラブよりもインド系ですね。肌色が濃く、目が大きい美人。第八話でマリーカ嬢の着た伝統衣装についても、アラブのベドウィンと言うよりは、モンゴルなどの遊牧民のイメージだったりするので、アラブ系というのはそれほどのこだわりではなかったりします。 「それ(アラブ系)だけで作る」のは、設定的にもゴニョゴニョ・・・。まぁ、いろいろあるのです(笑)。今後、何かで説明されるかもしれませんが、その辺りはあまり気にせずにいていただけると助かります。 といったところで、今回の裏話はおしまいです。 単なる雑談にここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。 こぼれ話 その２へ　資料室へ戻る　インデックスへ